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障がい者の手作りスイーツブランドを立ち上げ、安定して仕事を届けたい

”障がい者の方の「ありがとう」という回数と「ありがとう」と言われる回数が=(イコール)になることを目指して”

はじめまして、ページをご覧いただきありがとうございます。
Plesure Support株式会社 代表の町孝幸と申します。

MUga/MUchu 無我夢中

私は「自分の役割に自信を持ち、互いの価値を認め合える社会を創る」というビジョンを掲げ、2005年にPlesure Support株式会社を設立しました。

私が障がい者の経済的自立の支援を始めたのは14年前です。ある障がい児を持つ母親の方と出会い、こんな言葉を聞きました。

「自分の子どもが1日だけ先に逝ってほしい」

最愛のわが子に対してそのように思わざるを得なくなってしまうことに衝撃を受け、そこから障がい者雇用や施設(作業所等)の支援をスタートしました。

10年以上障がい者支援に取り組んできましたが、障がい者のお仕事をビジネスとして確立させることはなかなか難しく、苦難の連続でした。
安定したお仕事を提供したいという想いで活動していたところ、今回

メロンケーキ職人 加藤幸樹さん
障がい者活動センター オガリ作業所さん
株式会社グローレベル代表 河野伸平さん

とご縁を頂き、新たにスイーツブランド “MUga-MUchu” を立ち上げることとなりました!

MUga/MUchu 無我夢中

働くことは金儲けのためではなく、「ありがとう」と言ってもらえる機会を増やすことであると考えています。そして、障がい者はその機会があまりにも少ないと感じています。

「ありがとう」を言う回数と「ありがとう」と言われる回数が=(イコール)になることを目指し、ブランドの立ち上げとして、今回のクラウドファンディングを実施しようと決めました。

Reason

私が障がい者支援に取り組む理由

時給223円
月給16,118円

これは就労継続支援B型の作業所での作業を通して得られる工賃(お給料)です。特に大阪府は全国最下位で12,688円という現状があります。(「令和元年度工賃(賃金)の実績について」厚生労働省発表資料を参照)
就労継続支援B型の作業所では利用者と雇用契約を結ばないため、法律で定められた最低賃金は守られていません。

しかし、障がい者は健常者と同じような作業を行っています。企業から商品の梱包などの仕事を請け負ったり、自分たちでパンやお菓子を作って販売したり…
作業所に通いながら自分のできることを毎日、一生懸命がんばっています。
ただやはり工賃は低く、安定して仕事が入ってくるわけでもありません。

そしてそのお菓子も、販路が少なく結局バザーなどで家族の方が購入していることも多い現状です。
その事実を知った時、私は

「これは本当に社会参画していると言えるのか?」

と疑問に思いました。

作業所の職員さんは福祉のプロであり、日々の主なお仕事は利用者さんのサポートです。企業から安定して仕事を取ってくることは難しく、作業所で作ったお菓子をそのまま売ることもなかなか難しい現状があります。

活動に取り組む中で、作業所の職員さんとうまくいかなかったり外部の方に搾取していると非難されたりしたこともありますが、数字は現状を物語っていることは間違いありません。

だからこそ、私たちがビジネスとして確立させ、なんとか安定して作業所にお仕事を依頼できる体制をつくりたい。
そして、障がい者が「ありがとう」と言われる回数を少しでも増やしたい。
そんな想いで活動しています。

MUga/MUchu 無我夢中

Philosophy

“MUga-MUchu” にこめられた想い

“障がい者”と聞くとネガティブなイメージを持たれる方もいるかもしれませんが、一つのことに集中して真剣に取り組むこと・単純作業を長時間行うことは健常者よりも得意という一面もあります。

今の社会では、障がい者は光の当たりにくい存在で、その努力は見えにくい。
しかし、無心で手を動かせばいつか光が差し、夢に手が届く。

障がい者がお菓子作りに“無我夢中”になる。
そのお菓子を食べる人もそのひとときに“無我夢中”になってほしい。

MUga-MUchu にはそんな想いが込められています。

MUga/MUchu 無我夢中

Concept

手作りお菓子ブランド “MUga-Muchu” シンプルかつ繊細に、夢中で作りあげました

社会の中で光の当たりにくい存在である障がい者に光を当てたい。無我夢中でやっていればいつか光が差す。という意味を込め、カラーは光と影を表す白と黒で統一しています。
また、パッケージも外装は黒く、蓋を開けると中は白く明るくなっています。

MUga/MUchu 無我夢中

Boule de Neige

幸せを呼ぶお菓子 “ブールドネージュ”

“ブールドネージュ”とはフランス語で“雪の玉”という意味の焼き菓子です。
卵を使わずに焼き上げることで口の中でホロホロと崩れていく独特の食感をお楽しみいただけます。
また、ほんのりアーモンドの香りがする素朴な味わいのお菓子で子供や女性・年配の方でも楽しむことができます。温かい紅茶やコーヒーによくあうので、忙しい日々のひとときにぴったりです。

すべて手作業で作るので時間がかかるため、プロはあまり好みませんが伝統あるお菓子で、スペインでは今でもお祝い事(結婚式やクリスマスパーティーなど)には欠かせないお菓子です。

そんなブールドネージュには、”作った人ももらった人も幸せになれる”という言い伝えがあります。

MUga/MUchu 無我夢中

Quality

クオリティへのこだわり

障がい者の作った商品を販売する際に一番難しいと感じていたのはクオリティです。どうしても作業所の職員さんが考えたレシピで作ったものを販売するのは限界があります。

そこで今回、テレビなどでも多数取り上げられている「まるごとメロンケーキ」を製造・販売する加藤幸樹さんにご協力いただくことになりました!

MUga/MUchu 無我夢中

加藤さんにはレシピを提供していただいたり直接作業所に赴いて技術的な指導をしていただいたりと開発に携わっていただいており、クオリティにもこだわっています。
加藤さんも「障がい者に光を当てたい」というMUga-MUchuのコンセプトに共感し、協力していただいています。

Feature

光を当てたいと感じた場所がある

製造を担当していただいているのは大阪府堺市にあるオガリ作業所さんです。
オガリ作業所さんは「パンプ」という手作りショップを開いており、そこでは作ったお菓子やパン、小物などを販売しています。お店の中からは工房も見ることができます。

MUga/MUchu 無我夢中

今回MUga-MUchuの開発に携わっていただいているのは職員の「田村 知子」さんです。
実際に作業所を見学させていただいたり、田村さんの話を聞かせていただいたりする中で、作業所を利用する障がい者の “仕事へのやりがい”の想いが伝わってきました。

MUga/MUchu 無我夢中

Design

作る人が誇りを持てるデザインに

MUga-MUchuのパッケージやロゴデザインを担当していただいているのは株式会社グローレベル代表の「河野 伸平」さんです。
ブランドとして確立していくうえでコンセプトの設計やデザインは欠かせないものですが、河野さんも障がい者就労施設を訪れた際の体験を踏まえ、今回のプロジェクトに協力していただいています。

MUga/MUchu 無我夢中

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1箱8個入り 税込1,080円

運営会社:プレジャーサポート株式会社

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