【SDGs企業に突撃取材#010】人に地球に共感を。社員全員でSDGsを考える「株式会社ラバブルマーケティンググループ」相澤さん・増子さん

ヒトにスポットを当てたSDGs取り組みについて取材する「突撃取材第十弾」の今回は、Lovable Marketing(愛されるマーケティング)を推進している株式会社ラバブルマーケティンググループ 相澤さんと増子さんにお話しをお聞きしました!

株式会社ラバブルマーケティンググループは昨年度上場した急成長中の企業!そのような企業が考えるSDGsとは?

株式会社ラバブルマーケティンググループ代表の林さんが北九州市立大学 眞鍋和博教授と出会いSDGsへの関心が高まり、現在の取り組みにつながっているそうです。全社員がSDGs意識が高まったその方法とは? そして今後の目標について、お話しをお聞きしました♪

Q.どのような取り組みをされていますか?

A.「2020年、ESD(Education for Sustainable Development)の専門家で、北九州市立大学 眞鍋教授をアドバイザーに迎え、半年間ワークショップを行い、社員のSDGs知識を高めることから始まりました。コロナ禍だったため、オンラインにて世界の状況や危機的な未来について学んだり、グループワークで『どんな未来を迎えたいか? 会社や個人で何が出来るのか?』を考えたりしました。」

「ありたい姿やあるべき姿を描いた上で、そこから逆算して『今何をすべきか?』を考えるバックキャスティング思考や共働・共創の考えを学び、全社員が本気でSDGsと向き合うことにつながりました。」

ワークショップで一人ひとりが考えた「どんな企業になりたいか?」「その中で自分は何ができるか?」

Q.SDGsワークショップはどのような効果がありましたか?

A.「SDGsを学校の授業で学んだことがある社員も多く、元々意識は高い方ではありますが、ワークショップ後のアンケートで社員からはこのような声をもらいました。『ネットで探せば色々出てくる時代ですが、直接お話を聞くことで受ける影響は格段に違うなと改めて感じました』『自分が知っていた以上に世界がまずい状態にある。自分が知っていた以上に世界にできることがあることを知りました』」
「ワークショップを通して、どこか遠い存在に思いがちなSDGsに対して『自分たちにもできることがある』ということに、気づけたのではないかと思います。」

Q.具体的にどのようなSDGsの取り組みを社内で行っていますか?

A.「ワークショップを通して、パーパスや4つのマテリアリティ(重要課題)を策定した後は、経営陣を中心としたSDGs推進チームで毎月目標に対する進捗を確認しています。noteでSDGsに関する情報を社員のリレー形式で発信するなど社内浸透の取り組みも行っています。」
「先日、グループ会社の執行役員がSDGsマイスター1級を取得しました。(SDGsマイスターとは、SDGsについて基礎から応用まで網羅して学ぶことができる検定)SDGsに基づいた組織づくりをベースに、『誰一人取り残さない』持続可能で包括性にある社会実現に向けて、社内のみんなが活躍できる環境をつくっています。また、今期からは有識者を招いた勉強会やワークショップを実施しています。」

「マインドフルネス」のワークショップで目のツボを押しているところ

Q.今後の展望や課題はありますか?

A.「引き続き、勉強会やワークショップなど、皆で共通体験が持てる取り組みを行っていきたいです。また、弊社のパーパス『人に地球に共感を』は、働きがいのある組織づくりを全活動の礎としているので、『働きがい・働きやすい環境』が作れるよう、これからも推進していきたいと思います。」

取材したMUga/MUchuスタッフより

「お話しさせていただくと華やかさと強い信念を感じる事が多々あり、まさに自分の役割に自信をもっていらっしゃることを感じました。SDGsを通しての組織作りや環境作りをする事でさらに活躍しやすい環境を作り出し、人にも地球にも優しい日本を代表する企業だと思います!全員が学び、知ることの大切さを改めて確信しました。」

[取材協力]

株式会社ラバブルマーケティンググループ

[*INFO*]

MUga-MUchu 公式サイト

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