【SDGs企業に突撃取材#006】誰でも参加可能なウォーキングサッカーで『つながり』を叶える「日本ウォーキングサッカー協会」佐藤さん

ヒトにスポットを当てたSDGs取り組みについて取材する「突撃取材第六弾」の今回は、「日本ウォーキングサッカー協会」佐藤さんにお話しを伺いました!誰でも参加できるスポーツから生まれるものとは?ウォーキングサッカーがつなぐ本質についてご紹介します。

佐藤さんはビジネスコンサルティングから転身し、現役フルコートU50サッカー選手でもあります。「日本ウォーキングサッカー協会」は発足から4年半。コロナ禍の中でも普及し続けられているその理由とは?そしてウォーキングサッカーが生み出すものとは?ぜひご覧ください♪

Q.どのような取り組みをされていますか?

A.「イギリス発症のスポーツ、歩きながらサッカーをする『ウォーキングサッカー』の普及活動をしています。2017年に発足し現在で4年半となりますが、すでに多くの方に注目を浴び、全国に普及し始めています。」

Q.ウォーキングサッカーの魅力とは?

A.「ダイバーシティ・インクルージョンの象徴となる、社会的価値あるスポーツだと考えています。ご高齢の方・障がい者の方・女性・子どもなど、どのような方でも自分のペースで運動ができるため、実際にあらゆる方が参加しています。国籍も宗教もなにも関係のない世界で、人が本来持つ『繋がる』という本質を満たすことができるスポーツです。」

Q.取り組みの中で得られたものは?

A.「発達障害の子どもがパスをしてゴールが決まったとき、その発達障害のお子さんのお母さんがとてもステキな笑顔になったんです。『人生初のゴールだ』と。そのように、関わる方々の笑顔を生み出すことができる取り組みだと感じています。ウォーキングサッカーが普及することで、世界を変えられる可能性があると信じています。」

A.「レアルマドリードと世界のサッカーの本質を追っており、競技思考だけではなく、『楽しむ』という本質を叶えたいと考えています。歩くため、時間をゆっくりと使えることで、体だけでなくコミュニケーション力や脳まで鍛えられる競技です。日本のインクルーシブ教育の課題解決になり得るのではないかと思っています。」

Q.今後の展望や課題はありますか?

A.「ヘルスケア(予防医療)への波及やリハビリテーションの先の運動・メンタルヘルスとしての役割を目指し、持続的な幸福(ウェルビーイング)を届けていきたいと考えています。そのために、続けることができる環境づくりをまずは行っていきたいです。」

取材したMUga/MUchuスタッフより

「佐藤さんとお話しさせていただいていると私もウォーキングサッカーを始めてみたくなりました! コロナ禍で人が集まることが困難な時代ですが、人が本来持ち合わせている『繋がり』という本質に向けあえる可能性をこの競技に感じています。 取材をさせていただいた時間、佐藤さんのおおらかな雰囲気やキラキラした眼差しを見ていて心躍る時間をいただきました。」

さいごに…

障がい者の方や老若男女、どなたでも楽しむことができるスポーツ「ウォーキングサッカー」を普及している佐藤さんにお話しをお聞きしました。孤立しがちな障がい者の方にとって、コミュニティを持ち、交流をはかれることは大きな「光」となることでしょう。「障がい者の方に光を」というコンセプトを掲げる「障がい者手作りスイーツMUga/MUchu」も日本ウォーキングサッカー協会さんを応援しています♪

[*INFO*]

MUga-MUchu 公式サイト

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